クリスマスパーティー、忘年会、年末年始の集まり…と、ホリデーシーズンはホームパーティーの機会が増える時期ですね。少人数でこぢんまりとテーブルを囲むものから、たくさんの人が集うにぎやかなパーティー形式のものまで、おもてなしのシーンはさまざま。ホストのホスピタリティにあふれた空間は、人々を自然と笑顔にさせ、語り合う時間を豊かにしてくれるものです。ゲストの記憶に残るパーティーの演出はいろいろとありますが、べレアラボからのご提案は「香り」でのおもてなし。おうちを整えドレスアップするように、特別な日に合わせた香りのセレクトでおもてなしの空間を演出してみてはいかがでしょうか。一歩足を踏み入れた家の中からフワッとよい香りがすると、ワクワクして期待感が高まるもの。美味しいお料理やお酒と同じように、心地よい香りはその場にいる人がみんな一緒に楽しめるのが魅力ですね。
日本のおもてなし「お茶」の香りで、ホッと心を落ち着かせる
日本では、ゆったりとくつろいだ時間を過ごして欲しいというおもてなしの気持ちを込めて、お客さまにお茶を出すという文化があります。お茶は、単に美味しく淹れて味わうだけのものではなく、招いた人とゲストとの精神的な交流を示すもの。人と人とを結びつけ、心を通わすためのコミュニケーションツールとしての役割を持っています。お茶はおもてなしの気持ちの象徴とも言えるでしょう。実際に、お茶を飲むと何だかホッとリラックスできますよね。
それでは、お茶の香りについてはどうでしょうか。お茶の香りを感じると、飲んだときと同様にホッと安らぐ気持ちになる人が多いのではないでしょうか。葉っぱのグリーンの香りや、茶葉に火を入れたときの香ばしい香りは誰にでも馴染みがあって、主張しすぎない落ち着いた香りですよね。そう、お茶の香りは人が集まるパーティーのおもてなしにぴったりの香りなのです。「ようこそいらっしゃいました。どうぞおくつろぎください」という気持ちを込めて、お茶の香りでゲストをお迎えすると、おうちの第一印象がとてもよいものになりますよ。
種類によってさまざまなお茶の香り
「お茶」と聞くと、みなさんは何をイメージするでしょうか？ 人によって、グリーンティー（緑茶）だったり、ブラックティー（紅茶）だったり、ウーロン茶の人もいるかもしれませんね。これらの茶葉の色や風味は実にさまざまですが、どの茶葉も原料はすべて茶の木（学名カメリア・シネンシス）というツバキ科の常緑樹の葉。この生葉を乾燥・発酵させる際に、その発酵度合いによってさまざまな種類のお茶に分類されていくのです。ですから、お茶とひとことで言っても香りの個性は多種多様。さらにフレグランスとしてほかの香料と組み合わせて調香するとなると、香りのストーリーはバラエティに富んだものになります。親しみやすい香りでありながら、さりげなく個性を利かせることができるのも、お茶の香りの魅力の１つ。緑茶や紅茶の香りが、日々愛用する香水のモチーフとしても人気なのもうなずけますね。
ベレアラボおすすめのお茶の香りの使い方
ベレアラボでは、お茶の香りを用いたルームフレグランスとしてSINGING SHINCHA（シィンギング シンチャ）、CHILLING LEMON TEA（チリング レモンティー）、SMILING TEAONY（スマイリング ティオニー）の３つの香りをご用意。どれも、リラックスした時間を演出するおもてなしにぴったりの香りです。それぞれにニュアンスが異なりますので、パーティーのシーンをイメージしながら選んでみてくださいね。
爽やかで弾ける香りが特徴なシィンギング シンチャは元気で明るいシーンに
SINGING SHINCHA（シィンギング シンチャ）は、若い茶葉を使った新茶の香りがベース。ほんのりと甘い若葉の香りにベルガモットのフレッシュな柑橘を添えた、爽やかで弾けるような香りが印象的です。カルダモン、マテ、タイムなどのハーブノートが全体を上品にまとめ、明るくポジティブな気分にさせてくれるでしょう。寒い季節のホームパーティーでは、お部屋にあたたかみをもたらし、外の寒さを忘れさせてくれる存在に。誰からも好まれる好き嫌いの少ない香りなので、家族での集まりや、友人同士のパーティー、恋人との時間など、どんなシーンでも雰囲気を明るく持ち上げてくれます。
ジンジャーの効いたチリング レモンティーは気持ちをリフレッシュしたいときに
CHILLING LEMON TEA（チリング レモンティー）を嗅いで思い浮かぶのは、紅茶にスライスしたレモンを入れた瞬間のあの爽やかな芳香。ふわりと香るシトラスと、生のジンジャーのフレッシュな刺激が特徴的な香りです。収穫後数時間以内に抽出されたサステナブル認証取得のフレッシュジンジャーは、清々しく濃密。ピリッと気持ちを整えてくれますよ。忙しく動いて疲れがたまりがちな年末は、弾けるようなジンジャーノートで心をスッキリリフレッシュ。爽やかさのなかに漂うレモンティーのほどよい甘さが、リラックス感も演出してくれます。気持ちを前向きに整えて、楽しいパーティーにしたいときにおすすめ。
爽やかなフェミニンさ漂うスマイリング ティオニーは華やぎをプラスしたい場面で
SMILING TEAONY（スマイリング ティオニー）は、ホワイトティーとピオニーを組み合わせた優しくも華やかなフレグランス。芽吹く直前の若い新芽を使ったホワイトティーは繊細さと洗練を極めたお茶で、上品で高級な香りとしてホテルのエントランスなどでも採用される香りです。ピオニーや金木犀などかぐわしいフローラルノートと組み合わさることで、フェミニンさがありながらも爽やか、昼と夜どちらのシーンにも合う香りに。みずみずしいフローラルが広がるので、大きなブーケをお部屋に飾ったような華やかな空間を演出したいときにおすすめ。やさしい香りのハーモニーに、みんな思わず笑顔になるでしょう。
ベレアラボ流、ホームパーティー演出テクニック
ゲストが気持ちよく過ごすために、多くの人に愛されるお茶の香りをチョイスすることをご紹介しましたが、ホームパーティーにおける香りのおもてなし演出として、ほかにもちょっとしたテクニックがあります。それは、場所や時間で香りを変えたり、香りを拡散させるためのアイテムを使い分けたりすること。
たとえば、家の第一印象を決める玄関では、どんな香りの演出方法があるでしょうか。まず、香りを広げるアイテムは、ルームフレグランススプレーがおすすめです。スプレーは、プッシュした瞬間に濃く香り、徐々に薄くなっていくものなので、タイミングで香りをチェンジしやすいというメリットがありますね。ゲストをお迎えするパーティーの始まりではちょっぴり刺激的で爽やかな香りをプッシュ。気持ちを盛り上げてパーティーへの期待感を高めます。終盤にお見送りするときには、パーティーの余韻を楽しんでもらえるような記憶に残る甘い香りをひと吹き。帰り道は、深くあたたかみのある香りに癒されることでしょう。香りにメリハリをつけることで、感度の高い、ウィットに富んだパーティーを印象づけられそうです。
人が長く滞在するリビングでは、強弱の調節とタイマー設定ができるアロマディフューザーがおすすめ。食事の前は香りを弱めに、食後は少し強めにするなど、場の雰囲気に合わせて調整してみましょう。お料理や飲み物、デザートに合わせて香りを使い分ける演出も楽しそう。食事の邪魔をしない柑橘系の香りや、会話の弾むジューシーな果実の香り、お酒に合うアンバーの香りなど組み合わせを考えるのもワクワクしますね。ゲストに香りを選んでもらうのも面白いかもしれません。
また、ちょっとしたお土産やギフトがあるときは、香りを吹きかけたカードを添えたり、包み紙に香りを移しておいたりするとより印象に残る贈り物になります。文字や印刷がにじまないようスプレーする箇所には注意してくださいね。アロマオイルを染み込ませたコットンと一緒に箱に入れ、半日から３日間ほどかけて香りを移すという方法もあります。香りのおもてなしは、アレンジが無限。ぜひあなたらしい発想で香りのデコレーションをしてみてください。
パーティーを素敵に演出する香りは、お茶以外にも！
ホームパーティーにおすすめのベレアラボの香りをご紹介します。ゲストの顔を思い浮かべながら、どんなパーティーにしたいかイメージを広げながら選んでみてくださいね。
パーティーの余韻を楽しんでもらえるような記憶に残る甘い香り
食事の邪魔をしない柑橘系の香り
CHEERING BERGAMOT（チアリング ベルガモット）
BRIGHTENING CITRUS（ブライトニング シトラス）
会話の弾むジューシーな果実の香り
お酒に合うアンバーの香り
